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肥沃(ひよく)な土地、温暖な気候、伊勢平野を流れる澄んだ風、全てが米作りに最適な環境で「松幸米」は作られます。
米作りを専門に行うプロ集団で、育苗・田植えから、精米・出荷までの全工程を一環体制のもと管理しているので、古米や他品種が混じることは一切ありません。
設立以来36年間、コシヒカリにこだわって生産し単一品種のみ育てることで、よりおいしいコシヒカリの育て方を模索し、毎年、進化しています。
『苗半作』と言われるほど、苗作りはとても重要な作業です。それだけに松幸米にはこだわりがあります。従来から行われていた農薬による種子消毒を、無農薬にしました。
まず、60℃の温水に漬けて、病気の可能性のある菌を除去します。その後、酵素液に一晩、種子を漬け込みます。そうすることで、菌や栄養素を種子が吸収し、苗が健康に育つ為の下地ができます。
農薬で消毒すると、良い菌も悪い菌も皆殺しにされ、自然環境に順応できない、病気になりやすい弱い苗が育ちます。逆に菌をバランスよく取り入れることで、健康な稲に育つ強い苗が出来るのです。
松幸米は、年間を通じて「籾のまま」保存しています。
「籾」とは、次の年に蒔くと芽が出て成長できる状態のお米で、刈り取った後も生きています。一般に流通しているお米は、刈り取り後すぐに籾摺りをし、玄米として出荷されます。玄米にすれば、保管場所は3分の1で済む上、重さも一定で、流通現場では扱いやすいからです。しかし玄米は、もう種として蒔けない状態のお米で、日が経つにつれ酸化し、品質は劣化する一方です。
古米がおいしくない理由の一つでもある玄米保存でなく、籾保存することで、年間を通じて新米の味で食べていただけます。籾のまま保存することは、生産者にしかできないこと。こればかりはお米屋さんには真似できません。
精米は、当日精米を実践しています。玄米でも品質は劣化していきますが、精米をするとさらにそのスピードが速くなるからです。
本当においしく食べて頂けるのは、精米後1ヶ月程度だと私たちは考えています。
精米したてのおいしいお米を食べて頂けるよう注文を受けた日に精米し、その日の内に出荷をしています。
会社名 | 農業生産法人 有限会社 松幸農産 |
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住所 | 三重県伊勢市川端町205-1 |
電話 | 0596-55-3578 |
FAX | 0596-55-4409 |
メール | info@matsukounousan.com |