伊勢のお米・コシヒカリとバウムクーヘンの通販・お取り寄せ | 松幸農産

めい姫の十二単バウムは、平成27年「明和町おみやげアイデアコンテスト」にて最優秀賞を受賞した、同バウムクーヘンの製造販売を弊社が受託して誕生しました。高校生レストランで有名な相可高校生のレシピが原案となっています。

もともとは、菜花やほうれん草など地元の食材をふんだんに使用したレシピでしたが、実際には通年での入手が難しく、原料コストも考慮しながら、レシピを再構築するところから始まりました。

めい姫の十二単バウムの「めい姫」とは、地元明和町にある史跡斎宮にちなんだマスコットキャラクター、「めい姫」ちゃんです。

(有)松幸農産が経営する、しあわせ家はシュークリーム、シフォンケーキ、クッキーをメインとした小さなお菓子屋さん。

バウムクーヘンを焼いた実績はなく、さらに課題は4種類の生地を使用した高度なバウムクーヘン。
フードコーディネーターの支援を受けながら、試行錯誤の日々が続きました。

通常は1種類の生地で焼き上げるバウムクーヘン。めい姫の十二単バウムは4種類の生地を使用するため、層を焼き上げる度に生地バットを交換し、焼成していきます。

生地の成分がそれぞれ違うため、どの生地も同じ具合で焼き上げると、生地がはがれ、外観を損ねてしまいます。コツをつかむまで、相当な時間を要しました。

何とか形になった段階で、今度は食感の問題が。ここ最近はふわふわの軟らかいバウムクーヘンが主流です。いろんな方に食べていただきましたが、「固い」、「パサパサしている」などの感想をたくさんいただきました。再びレシピの見直しが始まりました。

商品開発から6ヵ月経った2016年11月。ついにめい姫の十二単バウムが完成しました。

ついに完成した、めい姫の十二単バウム。
4種の生地は、プレーン、マコモ、黒米、いちごから構成されています。美しく重ねられた層は、24回重ねています。ホールもきれいですが、カットするとより美しい層が映えます。

私共では12層の色合いが、日本一美しいバームクーヘンであると考えております。

そして、現在。
今なお、改良が続いています・・・。
より美しく、よりおいしいバウムクーヘンを皆様にお届けできるように・・・。

一日の生産量は、わずか14個。
たいへん非効率な商品ですが、手間暇かけて毎日焼いております。
ぜひ一度ご賞味ください。

しあわせ家スタッフ一同